2024ー2025年度

国際ロータリー第2630地区

四日市ロータリークラブ

会 長  豊 田  晃  


本年度のテーマ                                                                    

「 楽しもう! ロータリー(やっぱり不易流行) 」


 二十数年前の入会時「歴史と伝統」というワードを入会時の挨拶に入れる事!と言われ、右も左も分からず従順に従い入会致しました。 今般、会長エレクト研修セミナー(PETS)・地区研修・協議会に出席し、遅ればせながら痛感致しましたのは、そのワードこそ我が四日市ロータリークラブに相応しいということです。 このような「歴史と伝統」のある当クラブの会長を拝命した名誉と責任を痛感すると共に、会員皆様方の更なるご助力をお願いする次第です。

 今年度のRI会長ステファニー A.アーチック氏は、資料によりますと高等教育、コンサルティング、エンターテインメントという幅広い業界における職歴をお持ちの方です。 所属はMcMurrayロータリークラブ(米国ペンシルベニア州)、1991年にロータリーに入会しRIで数多くの役職を歴任と紹介されています。 会長テーマは「THE MAGIC OF ROTARY」です。ロータリアンがクラブにおいて行うプロジェクト、寄付、会員増強で、マジック(変化)を生み出せると言われています。各地域に在る各ロータリークラブで変化を起こしましょう!と呼びかけられています。

 これを受け、地区亀井喜久雄ガバナーは地区方針を「地域にインパクトを」と定められ、「もう一度地域の中のロータリークラブのアイデンティティを見つめ直し、さらに地域から信頼され必要とされるクラブづくりを目指してガバナーとしての役目を果たしたい。」と抱負を述べられています。 更に「限られた時間や予算の中で最大限その効果を上げるには、平等に分配するという発想ではなく、対象の目的に集中していく方法で、1つでも多くの成功事例を作り上げ、それが地域に波及していくことを期待します。」とも言われています。 地区経験のないガバナーだからこその、地域に根差した活動の経験値から滲み出た、地域クラブの実情をよく説いた言葉であると思います。

 このステファニーA.アーチックRI会長、亀井喜久雄ガバナーのテーマ、方針を受け、本年度のクラブテーマは「楽しもう!ロータリー(やっぱり不易流行)」と致します。

 RI会長は「地区内のクラブが活発に活動していない場合又は会員が減っている場合」と言われ、亀井喜久雄ガバナーは「会長挨拶こそが出席率」と言われていますが、我が四日市ロータリークラブは、幸いなことに離会率が低く、年間出席率90%以上を歴年維持し、例会(夜間例会は年4回)を通じて会員同士の密な相互親睦が行われているのが特徴であり、優れた点であります。

 私が入会してから今日に至るまでに当クラブから2名のガバナーを輩出しております。 2003-04年に故伊達則彦氏「原点に戻ろう」、2011-12年に故石井惣司氏「自己を高めよう」、如何です? 両氏ともその精神の根底に「不易流行」を基本とし、ロータリーの永遠のテーマを中心に据え、現代に通じるテーマを定められました。 私にとって、両氏の行動を傍らで拝見し、お話を聞く機会を得たことは宝物です。「不易流行」の精神はロータリーに留まらず、企業経営、諸団体運営においても永遠のテーマであるのだと思います。

 本年度、RI第2630地区会長エレクト研修セミナー及び地区研修・協議会に出席し、学び、感じた「脈々と受け継がれてきた、我が四日市ロータリークラブは「王道」である事」、先達のメンバーが立ち上げ、歴代会長がクラブ運営に注力し、今日まで育くんで戴いた地域性を持った当クラブの「歴史と伝統」を誇りにし、しかし決して奢ることなく更なる熟成を目指します。 この先達の方々より受け継いだ「不易流行」の精神を次年度、さらに未来へバトンタッチする一員として会長職を全うする所存です。

 くだけたことを最後に1つ、会員皆様のご期待に添い、1にも2にも3にも親睦の充実を図りながら会員皆様のご助力を賜りつつ「宴」の下の力持ちとして職にあたります。

 更なるご指導ご鞭撻をお願い申し上げます。